エンジン始動

前回はチェーンの確認でした。

じゃあエンジンを始動してみましょう。

手順:
1.キーをオンにする。
2.ニュートラルランプの点灯を確認しましょう。
点灯していなかったらギアをニュートラルに
入れて点灯することを確認しましょう。
現在のバイクはギアがニュートラルに入って
いないとセルが回らないようになっています。
古いバイクはギアがニュートラル以外でも
セルが回ってしまうので、その状態で
セルを回すとバイクが前に進んでしまうので
ニュートラルに入れましょう。

3.エンジンが冷えているのでチョークレバーを
引きましょう。
現在のインジェクションのバイクでは
チョークレバーはないかもしれません。
コンピュータが自動で調整を
やってくれます。エンジン始動時に
気温をセンサーで感知して最適な
設定を行うわけです。

2000年あたりのバイクはインジェクションでも
チョークレバーがついていたりします
まだコンピュータが未熟だったからです。

そしてインジェクションのバイクについている
チョークレバーは本来の意味での
チョークレバーではなく(チョークは英語で
絞めるという意味。)
ただアイドリング回転数を上げるだけの
レバーだったりします。
今までチョークレバーと言っていたので
習慣的にチョークレバーと
言っているわけですね。

さらに古いバイクはインジェクションではなく
キャブレターであるため電子制御は効かないので
冬は特にチョークレバーを
引かないと混合気中のガソリンの割合が
が小さくなりすぎてエンジン始動が
難しくなります。

なぜ冬場は混合気中のガソリンが
薄くなるのでしょう。

それは冬は気温が低いためにガソリンの
揮発性が下がるためです。

それを補うためにチョークレバーで
空気を減らしてガソリンの割合を大きくする
わけです。

空気を減らすのではなくガソリンを増やしても
同じことですね。

4.さあセルボタンを押してエンジンを
かけましょう。
バイクによってはクラッチレバーを握らないと
セルが回らないバイクもあると思います。
安全性向上の一環ですね。

セルボタンを押してセルモーターが回り
エンジンがかかるわけですが
その時のセルモーターの回り方で
バッテリーの状態を確認しましょう。

勢いよくセルモーターが回っていたら
良いですが、
”キュ、、キュ、、キュ、、、、”
などと弱々しかったらバッテリーが
弱っています。
ここでバッテリー状態の判断が必要です。
例えば、以下のような使用条件だとします。

いつも週一回のペースで
バイクに50km~100km位乗っている。
日頃は充電器など使用していない。
このような条件で
・先週も同じような気温でも
元気にセルモーターは回っていた。

・バッテリーは2年近く使っている。

という場合は残念ながらバッテリーの
寿命の可能性が高いです。

バッテリーは化学反応で電気を発生しますので
気温が低い冬はつらいわけです。
気温が低いと化学反応が進みにくくなるからです。
ですので寿命が来て弱ったバッテリーが
降参するわけです。

このような状態で運よくエンジンがかかったら
そのままバイク屋に向かって新しいバッテリーを
注文しましょう。バイクはそのまま
置いていくほうがいいでしょう。
次にエンジンがかかる保証がないからです。

運悪くセルボタンを押してもセルが
回らなくなったらバイク屋に電話して
事情を話しましょう。
バッテリー注文&バイク引き上げの流れになると
思います。

さてエンジンがかかったら、

1.最新のインジェクションバイクの場合
30秒ほどそのままコンピュータに任せて
エンジンを回して異音が無いか耳を
澄ませましょう。前回と異なる音がしたら
要注意です。

何もなければアクセルを少し回して
空ぶかしをしてみましょう。そんなに
回転を上げる必要はありません。
スムーズに回転が上下すれば
問題ないでしょう。

2.チョークレバー付きインジェクションバイク
の場合

エンジン回転数が2000回転くらいになるように
チョークレバーを調整してエンジンを
温める必要があります。これを暖機運転と
言います。エンジンが暖まってくると
だんだん回転数が上がってくるので
チョークレバーを調整しましょう。

冬場はマフラーからでる白い水蒸気が
なくなるまで暖機すればよいでしょう。
結構な時間が必要ですので近所迷惑になると
思ったら大通りまで押して行ってから
エンジンをかけるという配慮が必要かも
しれません。

3.キャブレターバイクの場合
これは2.と同じで良いです。

やっとエンジンがかかりました!
今日はここまで!
では今日はここまで!